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「NTTe-Sportsのeスポーツの未来」 💡 ゲスト:山科誠(株式会社バンダイ元代表取締役/日本おもちゃ図書財団 理事長**)+黒川文雄)**

【今回のテーマ】

2012年6月22日に黒川塾は初めての開催を行い、2020年に8周年を迎えることになりました。今回で77回目になる黒川塾77は、株式会社バンダイにて代表取締役として、エンタテインメント・コンテンツの多角化と国際化を推進した山科誠氏を招聘します。

山科誠氏は、株式会社バンダイの創業者である山科直治(なおはる)氏の長男として生まれ、慶応大学卒業後、小学館に入社、その後、1969年にバンダイに入社、1980年に代表取締役社長に就任、キャラクター玩具、デジタルゲーム、また「夢、クリエーション」のスローガンのもとに幅広いエンタテインメント分野に積極的に挑戦されました。

バンダイグループの子会社ポピーなど7社を統合して玩具業界で初の株式上場を果たすと同時に

キャラクターライセンスグッズでの集中化、多様化を推進し、「仮面ライダー」、「宇宙戦艦ヤマト」、「ウルトラマン」、「機動戦士ガンダム」、「美少女戦士セーラームーン」等の数々のヒットを生み出しました。海外進出も積極的におこない、アメリカでは戦隊シリーズ「パワーレンジャー」を大成功させて、日本のキャラクターマーチャンダイジングの礎(いしづえ)を構築しました。

そして映像事業では、長編アニメ「王立宇宙軍オネアミスの翼」、「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」、「AKIRA(アキラ)」等の映像作品を制作、北野武監督の手掛けた一連の作品もバンダイビジュアルから販売されました。山科氏は現代日本のクールジャパンの礎を作ったと言っても過言ではありません。

本年2020年は、旧・株式会社バンダイ創立から70年目の節目にあたります。ご本人が二十年早かったと言うエンタテインメント改革事業に関する成功と失敗を、今回の黒川塾8周年においてお話しいただきます。「脱おもちゃ」を推進した思いとは何か、現在、そして未来のエンタテインメント事業への熱い思いを語っていただきます。

今回の黒川塾はリアルでの開催ではなく、OPENREC.tvにて配信をいたします。黒川塾は、どなたでも参加可能です。皆様のオンラインでのご視聴とご参加をお待ちしております。今回の配信提供は、良質なコンテンツ開発と企画運営を行う、株式会社ハイド様のご協力をいただきました。

登壇ゲスト 敬称略)

■山科 誠 (やましな まこと) プロフィール

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1945年2月24日 石川県金沢市出身、慶応大学義塾大学経済学部卒、小学館を経て株式会社バンダイ入社、創業者である山科直治氏の後任として、35歳で代表取締役就任。その後は、数々のヒット玩具と、エンタテインメント・コンテンツを核にした経営の多角化を積極的に推進した。

日本玩具協会理事長、社団法人デジタルメディア協会会長、日本商品化権協会長など公職を歴任、現在は日本おもちゃ図書財団 代表理事。2017年4月に旭日中綬章を受章。小説家茶屋二郎としても活躍しており、著作「青渕の竜」、「蓋棺」、「アメージンググレイス」、「左右日記」等がある。

****■【配信日程】

2020年 7月31日 (金曜日)