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【今回のテーマ】新春特別企画「世界のゲーム開発・市場経済を語る…最新から最深部まで」

黒川塾は2012年の6月22日の1回目からの開催から数えて今回で81回を迎えることができました。皆様のご支援を感謝します。

今回の黒川塾81は世界のゲーム市場とその実態を深堀します。ゲーム産業に従事する我々はとかくに日本、アジア(特に中国)、北米に対しての注目をしていますが、例えば、北米にしても、その市場も今から30年ほどまえに一度壊滅的な状況に合いながらも、その後、息を吹き返し、現在ではトリプルAクラスの作品では日本のパブリッシャーの開発力をはるかにしのぎます。また昨今は中国のゲーム企画力、開発力の瞬発力や影響力は世界のスマホランキングチャートを見れば明らかです。

このようにかつてはなかった市場、もしくは小規模だった市場も時代の変化のなかで大きく変貌を遂げるのが世の常です。

今回の黒川塾81では世界のゲーム開発状況と流通状況に詳しい識者のお二人を招聘しお話をうかがいます。

徳岡氏は早くから海外市場に目を向け、丁寧な取材を重ねており、スウェーデン、ポーランド※、セルビア、クロアチアなどのゲーム開発事情と流通事情を積極的に取材しています。

(※2020年12月10日発売のサイバーパンク2077はポーランドのゲーム開発会社CD Projekt REDが開発)

佐藤氏は中東、東南アジア、インドなどの新興国のゲーム産業を中心に、ゲーム市場調査を積極的に行っています。同時に、ゲームのインフォーマル・マーケット、横流しなどの非合法なマーケット事情も研究しています。

(※先日、話題になった株式会社SNK への出資は中東、サウジアラビアのElectronic Gaming Development Companyで、そのオーナーはムハンマド・ビン・サルマーン(Mohammed bin Salman)王子です。)

今回の黒川塾81にては、新しい市場に精通したこのお二人をゲストに迎えてゲーム産業の開発事情、経済事情、最新情報とダークサイドを語り合います。

黒川塾は、OPENREC.tv・YouTubeにて配信をいたします。今回の配信提供は「面白そうから始めるモノつくり」で知られる株式会社ハイド様です。 黒川塾は、どなたでも参加可能です。皆様のオンラインでのご視聴とご参加をお待ちしております。

登壇ゲスト 敬称略)

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■徳岡マサトシ (とくおか まさとし)

<aside> 💡 アトリエサード所属のゲームジャーナリスト/シナリオライター。「4Gamer」で主に国内外のゲームイベントやカンファレンス取材記事を担当。「Nightland Quarterly」(アトリエサード)に翻訳と短編小説を寄稿。モバイルゲームのメインシナリオを複数担当したほか、インディーゲームのシナリオも執筆。国内外のゲーム技術カンファレンス登壇多数。

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