【今回のテーマ】「Mr.ゲームボーイ 岡田智の半生記」 開催10周年記念企画 第2弾

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ゲーム産業の発展はそのメディアとデバイスの発展に依るものではないでしょうか。アメリカでアーケード用ゲームとして発祥したビデオゲームは、その形を変えて家庭用ゲームとして大きく飛躍し、コンテンツ・ラインナップの幅を拡げました。それは時間に囚われることのない遊びの始まりでした。

そして、次は場所でした。ゲームはアーケード用、家庭用ともに有線電源を必要としていましたが、1989年4月12日に任天堂が開発し、販売したゲームボーイがその概念と歴史を大きく変えました。今後は「場所」だったのです。

このゲームボーイというハンドヘルド・ゲーム・デバイスの成功により、ゲームは「時間と場所」に囚われないエンタテインメントを提供することになり、現在のスマートフォンなどのゲームやエンタテインメントが出来上がったと言っても過言ではありません。

本年6月に10周年を迎えた黒川塾の88回目は10周年記念第2弾として元任天堂開発者でゲームボーイシリーズの開発に心血を注いだ岡田智氏をゲストにお迎えし、開発の発想、経緯、苦労などのお話を中心に伺います。

オフライン@池袋(有観客 会場限定人数)開催とオンライン配信を並行して行います。黒川塾は、どなたでも視聴参加可能です。皆様の会場でのご参加、オンライン配信でのご視聴をお待ちしております。

配信提供は株式会社NewStory、配信ならびに運営協力はゲームクリエイターズギルドを運営する株式会社STANDです。

■登壇ゲスト 敬称略) 岡田 智(おかだ さとる)

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1969年に任天堂入社。開発第一部にエンジニアとして配属され、「N&Bブロック」などの玩具商品の開発に関わった後、「光線銃SP」を設計から製造まで全ての開発に係る。

その後、横井軍平らとともに任天堂初の携帯型ゲーム機『ゲーム&ウオッチ』や次世代『ゲームボーイ』のハードウェア開発、ファミコンやゲームボーイ専用ソフトの開発に携わった。

1992年、開発技術部の部長就任。ゲームボーイの後継機群であるゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、ゲームボーイアドバンスSPなどのゲームボーイシリーズ、さらに次世代『ニンテンドーDS』において開発の中心人物として携わる。開発技術本部が設立されてからは、ゲームソフト製作からは離れ、ハードウェア、主に携帯型ゲーム機の開発を中心に行った。『ニンテンドーDS Lite』の開発に携わった後、2007年に任天堂を退社。その後、非常勤アドバイザーとして契約し、2010年まで同社に出向した。2014年現在は合同会社「ボクセル」を京都に設立し、活動を続けている。(写真提供:4Gamer.net)

■【開催日程】

2022年 7月15日 金曜日

19時30分 配信開始  約90分 質疑応答含む

21時00分 終了 (延長の可能性もあります)

■【開催会場(限定人数/上限あります)】