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【今回のテーマ】

広井王子が初めて語るキャラクター・メイキングの作法~僕の昭和史

2012年6月にスタートした黒川塾は、今年で開催から11年目に入ります。ここまで開催、運営ができたことは、ひとえに、応援いただける皆様、登壇いただけるゲスト様のおかげです。ありがとうございます。

今回の黒川塾は、本年8月1日に開催し好評のうちに終了した黒川塾92のゲスト・広井王子氏を再びお招きします。

広井氏は、その後もアグレッシブに活動しており、今夏には「少女歌劇団ミモザーヌ」の総合演出を行い、山田洋次監督による最新作品「こんにちは、母さん」(現在公開中)の題字作成、NFTゲーム「東京大戦 花と桜(仮)」(CRETA)の原案、そして、東京ゲームショウ2023で発表された、eスポーツをテーマとした日本初の劇映画「PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~」(2024年春に全国ロードショー)など、常に新しいチャレンジを続けています。

今回の黒川塾94では、広井氏が今まで語らなかったキャラクター・メイキングの思考や手法をお話しいただきます。それを語るには広井氏の幼少期から少年期、戦後、激動の時代の最中、何を考え、何に心を奪われたかと明らかにする必要があると考えます。そして最初のキャラクター・メイキング作品である「魔神英雄伝ワタル」に至るまでの雌伏のときが原点と思われます。

その後に開花する「魔動戦士グランゾート」、「天外魔境」、「サクラ大戦」などのキャラクターやストーリーのインスピレーションの原点とは何か、おそらくそれは広井氏の昭和史、平成史から令和へと続くなかでどのように想起し、それらを熟成するものは幼少期から現在に至る広井氏の写し絵のようなものかもしれません。その根源と未来志向を明らかにすべく、濃密な時間を皆さんと共有してみたいと思います。

黒川塾は、どなたでも参加可能です。今回の黒川塾では、同時配信はございません。リアル会場にてのご参加お待ちしております。皆様、感染対策に留意してのご参加お待ちしております。

会場協力、TUNNEL TOKYO、開催提供は株式会社NewStory、株式会社ブレイクスルーです。

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■登壇ゲスト (敬称略)

広井 王子(ひろい おうじ)

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ゲームやアニメーションのプロデュース、漫画原作や小説、作詞、舞台演出など幅広く活躍する。

1976年レッドカンパニー(現株式会社レッド・エンタテインメント)を設立。ゲーム『天外魔境』シリーズ、『サクラ大戦』シリーズなど数多くの作品を生み出した。ゲームやアニメーションのプロデュース、原作にとどまらず、小説家、作詞家、舞台演出など幅広いフィールドで活躍している。AKB48秋元才加・宮澤佐江主演で舞台化されたメディアミックスプロジェクト「ダブルヒロイン」でラジオドラマ(文化放送)、コミック(講談社/月刊少年ライバル)も手掛け、また日本のトップタップダンサーHIDEBOH氏を主演に迎えた「タップジゴロ」では脚本を手掛けた。好評を博した本作は2012年秋、銀座博品館などで再演。

2020年12月には『和』の文化を背負い、“世界でも活躍できる”少女達の成長を見守り、応援していく 新しい形のライブ・エンタテインメント『少女歌劇団』がスタート。広井はその総合演出を担当。広井が原作を手掛けたDeNAとバンダイナムコアーツによるメディアミックスプロジェクト『takt op.』(タクトオーパス)は2022年、ゲーム『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』がリリースされるほか、テレビアニメ『takt op.Destiny』(タクトオーパス ディスティニー)が放映されるなど、ヒット作品を多数輩出している。